
子どもの脳発達にピアノは良い?|浜松市・高丘のピアノ教室がわかりやすく解説
ピアノと脳の関係 ― 子どもから大人まで「集中力・記憶力・感情のコントロール」が育つ理由
公開日:2025年11月16日 | 場所:浜松市中央区高丘 さえピアノ教室
レッスンでも、日々の練習を通してお子様や大人の方の変化を実感する場面がたくさんあります。
浜松市中央区高丘でピアノ教室を開いている立場から、日々の指導経験をもとに、ピアノが脳に与える良い影響をわかりやすくお伝えします。
この記事では、子どもと大人それぞれにどのような効果が期待できるのか、実際のレッスンで感じているエピソードも交えながらご紹介します。
ピアノが「脳を総合的に刺激する」理由
ピアノを弾くと、視覚・聴覚・運動・思考を同時に使います。
- 楽譜を読む(視覚)
- 音を聴き取る(聴覚)
- 左右の手を別々に動かす(運動)
- フレーズや曲全体を理解する(思考)
このように並行処理が多いため、脳の複数の領域が同時に活性化されます。特に成長期の子どもにとっては神経回路の発達を促す良い刺激になります。
子どもに期待できる効果
● 記憶力が鍛えられる
譜読みや暗譜の過程で、短期記憶・長期記憶が自然にトレーニングされます。繰り返し練習することで「覚える力」が強まり、学校の学習でも集中しやすくなるケースが多いです。
● 集中力の持続
1つのフレーズを丁寧に積み上げる練習は、注意力の持続に直結します。レッスンに通っていくうちに「最後までやり切る姿勢」が身につく子がとても多いと感じています。
● 感情のコントロールが身につく
上手に弾けない悔しさ、できたときの嬉しさ、緊張、達成感…。ピアノを通して味わう様々な感情の経験が、自己調整力の成長につながります。
大人にとってのメリット
大人がピアノを習う場合、メリットはまた少し違った形で現れます。
- 脳の老化予防
- 気分転換・ストレス軽減
- 指先の運動による認知機能の維持
- 「好き」を取り戻すことで生活に張りが出る
「何歳からでも遅くない」と言える習いごとは実はそれほど多くありませんが、ピアノはその代表と言えると思います。
レッスンで実際に見られた変化(事例)
● 小学生(男の子)/集中力が続くようになった
最初は5分で飽きてしまっていたのが、レッスンとご家庭での小さな努力を積み重ねるうちに、20分以上しっかり取り組めるようになりました。お母様から「宿題のときも落ち着いて取り組めるようになりました」と嬉しいお声をいただきました。
● 大人の生徒さん/生活リズムが整い気持ちが前向きに
仕事と家事に追われていた方が、「好きな曲が弾けるようになりたい」と通い始めました。練習が日々の小さな楽しみとなり、気持ちが安定して睡眠の質も良くなったそうです。
保護者の声(抜粋)
「以前は落ち着きがなくて心配でしたが、ピアノを始めてから“やり切る力”が育ってきたように感じます。」(小学生の保護者)
「できた!の瞬間を一緒に共有できるのが嬉しいです。ピアノが親子の会話のきっかけになっています。」(未就学のお子様の保護者)
まとめ:ピアノは「脳」と「心」を育てる習いごと
ピアノは、記憶力・集中力・感情のコントロールといった脳の発達だけでなく、自己肯定感や習慣化といった“生きる力”も育ててくれます。
浜松市高丘・浜松市中央区周辺で習いごとを検討されている方は、ぜひ一度レッスンを体験していただければと思います。






